nikki;悪い祈りとか

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 わりと長いこと、度の合わない眼鏡をつかっている。これで視力は0.7もないだろうから、車の運転はできない。寝間着で、くだんの眼鏡をかけて、豆乳を入れた珈琲を飲みながらキッチンとパソコンの前を往復している。起きてから3時間が経っていた。
 おとついは2時間ほどしか眠らなかったのに、きのうからきょうのおひるまにかけて13時間も眠っていた。帳尻を合わせている感がある。睡眠時間の短い人が短命なのは…という、どこかで見聞きした話をぼんやりと思いだす。人生の帳尻合わせなのだ、すべては。
 みょうなゆめをみたのは昨夜よんでいた本のせい。私はとくだんねこをすきではない。嫌いでもないけれど。飼ったことがないから縁がないというだけのはなしかもしれないし。

 ぼやけた視界は安心する、何年も着ている寝間着は心をたいらにしてくれる、枕もとに置いた読みさしの本たちは焦燥感をならしていく。時間が止まっているようで、茫然と過ごしているおひるま、空腹を感じているけれど何かをたべたい欲求がない。それも、私を落ちつかせてくれる一つの要素になっている。

 書きたいものがたくさんあり、何から手をつければよいのかわからずに数日を過ごしていた。ものがたりを書きたいナと思ったのだけれど、ずい分長くなにをも書いていなかったためにだいぶと、難儀している。書かないと、やはり書けなくなるね。なんでもよいから何かを書こうと思った。

 どうやって生きていたのかさっぱりわすれてしまった。雨の音をききながら、へやで一人でヂッ、としている。覚醒しきらないあたまで、ぱちぱちとキーボードを打ってゐます。椅子の上で体育坐り。坐り心地の好い椅子がほしい。